# 社会福祉士は通信で取れる?受験資格ルートと働きながら取る方法
「社会福祉士を目指したいけれど、今の仕事を辞めずに取れるだろうか」「大学に通い直すお金も時間もない」——そんな思いから「社会福祉士 通信」と検索して、このページにたどり着いた方も多いと思います。
結論からいえば、社会福祉士は働きながら、通信を使って目指せる資格です。ただし、これまでの学歴や実務経験によって、通るべきルートが変わります。ここを勘違いすると、遠回りになってしまうこともあります。
この記事では、社会福祉士を通信で取る方法を、学歴別の受験資格ルート、通信のメリット・デメリット、費用と使える給付金、実習や両立のコツまで、はじめての方にもわかるようにやさしく解説します。読み終わるころには、「自分はどのルートで目指せばいいか」がはっきりするはずです。

働きながら社会福祉士を取れますか?

取れます。一般養成施設の通信課程などを使えば、仕事を続けながら受験資格を得られます。
結論:社会福祉士は通信で目指せる。ただしルートは学歴で変わる
最初に結論からお伝えします。社会福祉士は国家資格で、試験を受けるには「受験資格」が必要です。そして、その受験資格を得るための学びの多くは、通信教育で対応できます。実際に、働きながら通信で学び、社会福祉士になる社会人はたくさんいます。
ただし、次の点をまず押さえてください。
- 今の学歴によって、必要な期間や道のりが変わります。福祉系の大学を出ているか、一般の大学か、高卒かで異なります
- 多くのルートで「一般養成施設」に1年以上通うことになります。この養成施設が通信に対応しています
- 相談援助の実務経験があると、実習が免除されるなど有利になる場合があります
つまり、「自分の今の状況ならどのルートか」を最初に確認することが、いちばんの近道です。それでは、くわしく見ていきましょう。
学歴別の受験資格ルート
社会福祉士の受験資格を得る主なルートを、学歴別に整理しました。ご自身に近いものを確認してください。
| あなたの状況 | 受験資格までの主な道のり |
|---|---|
| 福祉系の4年制大学卒(指定科目を履修済み) | そのまま受験資格あり(最短) |
| 一般の4年制大学卒 | 一般養成施設で1年以上学ぶ(通信可) |
| 短大卒・専門卒 | 相談援助の実務経験+養成施設 |
| 高卒・中卒 | 相談援助の実務経験4年以上+養成施設で1年以上 |
一般の大学を出ている場合
福祉とは関係のない4年制大学を卒業している方は、一般養成施設で1年以上学ぶことで受験資格を得られます。この養成施設の多くが通信課程を用意しているため、働きながら学べます。もっとも社会人に選ばれているルートです。
高卒・短大卒の場合
最終学歴が高卒や中卒の方は、まず相談援助の実務経験を4年以上積むことが必要です。ここでいう実務経験とは、生活相談員やケースワーカーなどの相談援助の仕事を指します。そのうえで、養成施設で1年以上学ぶと受験資格が得られます。
通信で学ぶメリット・デメリット
通信を選ぶ前に、良い面と気をつける面の両方を知っておきましょう。
メリット
- 働きながら続けられる:授業の多くを自分のペースで進められる
- 費用が抑えられる:通学制よりも学費が安い傾向がある
- 通学の負担がない:住んでいる場所を選ばず学べる
デメリット
- 自己管理が必要:決まった時間割がないぶん、自分で計画的に進める意志が求められる
- 実習やスクーリングはある:完全に自宅だけで完結はせず、一定の通学や実習が必要な場合がある
「一人でコツコツ進めるのが苦にならない」という方には、通信は非常に相性のよい学び方です。
費用と使える給付金
通信の学費は学校やコースによって幅がありますが、通学より抑えられるのが一般的です。さらに、国の給付金制度を使える場合があります。
厚生労働省が指定する養成施設を修了すると、専門実践教育訓練給付金の対象になることがあります。これは、支払った学費の一部(条件を満たすと最大で半分程度、年間の上限あり)が後から支給される制度です。対象になるかどうかは、通う予定の養成施設やハローワークで確認しましょう。使える制度は最大限に活用するのが、費用を抑えるコツです。
実習について知っておきたいこと
社会福祉士の養成課程には、現場での実習が含まれます。ただし、相談援助の実務経験が1年以上ある方は、実習が免除されることがあります。
たとえば、すでに生活相談員として働いている方は、実習免除の対象になる可能性があります。ただし、実習が免除されても、演習という科目の単位は取る必要があります。自分が免除対象かどうかは、養成施設に確認するのが確実です。
働きながら両立するコツ
仕事と勉強の両立は大変ですが、続けている人には共通の工夫があります。
1. 毎日の学習時間を先に決めておく:「通勤中」「寝る前30分」など、生活の中に固定枠をつくる
2. 実習の時期を早めに職場に相談する:まとまった休みが必要になるため、早めの調整が安心
3. 同じ目標の仲間とつながる:通信でも、SNSや学校の交流でモチベーションを保てる
社会福祉士を取ると、社会福祉士とはの記事で紹介したような相談援助の専門職として、活躍の幅が広がります。気になる収入面は社会福祉士の年収で、その前の入口資格は社会福祉主事任用資格でも解説しています。
よくある質問
まとめ:まず自分のルートを確認することから
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 社会福祉士は働きながら、通信で目指せる国家資格
- 学歴によってルートが変わる(一般大学卒なら養成施設1年、高卒なら実務経験が先)
- 通信は費用が抑えられ、教育訓練給付金も使える場合がある
- 相談援助の実務経験があると実習免除などで有利になる
社会福祉士は、これからの福祉の現場で長く求められる資格です。「自分には無理かも」と思う前に、まずは自分がどのルートに当てはまるかを確認するところから始めてみてください。働きながらでも、道は必ず見つかります。
- 働きながら社会福祉士を取れますか?
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取れます。多くの社会人が、一般養成施設の通信課程などを使って、働きながら受験資格を得ています。ただし実習の時期はまとまった時間が必要なので、職場との調整が大切です。
- 通信だけで完結しますか?
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多くの学習は通信で進められますが、実習やスクーリング(一部の通学授業)が必要な場合があります。完全に自宅だけで完結するわけではない点は、事前に確認しておきましょう。
- 高卒でも社会福祉士になれますか?
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なれます。ただし、相談援助の実務経験を4年以上積んでから養成施設で学ぶなど、大卒の方より道のりは長くなります。まずは相談援助の仕事に就くことが第一歩です。
- 費用はどのくらいかかりますか?
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学校やコースによって幅があります。通信は通学より安い傾向があり、教育訓練給付金の対象になれば負担をさらに減らせます。複数の養成施設の資料を取り寄せて比べるのがおすすめです。
- 厚生労働省「社会福祉士国家試験の受験資格」
- 公益財団法人 社会福祉振興・試験センター(受験資格・試験概要)
- 厚生労働省「教育訓練給付制度」
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